肌悩みの救世主!と話題のビタミンC美容液。今やたくさんのビタミンC美容液をコスメ売り場で見かけます。
一体どんな効果があるのか、ビタミンC美容液の特徴をご紹介します。
肌悩みをお持ちの方、美容液選びでお悩み中の方、必見です。
ビタミンC美容液は、一般的に「ピュアビタミンC(アスコルビン酸)」や「ビタミンC誘導体」が配合されて
いる美容液を指します。
まずはビタミンCについて考察していきます。
血液中の白血球は、身体に侵入したウィルスなどの病原体を死滅させるという働きがあります。その白血球を助ける働きをするのがビタミンCです。ビタミンCが多く存在すると、白血球はその能力が高まると言われており、ビタミンC不足すると、免疫力の低下を招きます。
お肌は人によって様々。自分がどんな肌質かということは、スキンケアアイテムやベースメイクアイテムを選ぶ際の基準になります。みなさまはご自分の肌質をご存じでしょうか?自己診断もできますが、今は肌質診断をしてくれるサロンも増えていますので、ぜひ診断してみてくださいね。
こちらでは、肌質とビタミンC選びについてご紹介します。
(乾燥肌):お肌の水分量が不足して乾燥ぎみ、カサつきやかゆみなどがおこります。
油水分ともに少なく、キメは細かいですが、浅い状態です。
(脂性肌):皮脂の分泌が過剰です。特にTゾーン(額、鼻、あご)の皮脂の過剰分泌が目立ち、油分・水分共に多いです。
うるおいや弾力はありますが、脂っぽくベタつきがち。キメが荒く、ファンデーションが崩れやすいです。
(混合肌):顔の部分によって異なる肌質や特徴を持つ皮膚タイプです。 通常、Tゾーン(額、鼻、あご)は脂性肌であり、
頬や口回りなどの部分は乾燥しやすく敏感です。油分が多く水分が少なめ。比較的キメは粗いです。
乾燥肌の方には「油溶性ビタミンC誘導体」が配合されている美容液がおすすめです。
浸透力が高くしっとりとした使用感の油溶性ビタミンC誘導体は、肌を乾燥から守り、うるおいのある肌へと導きます。
脂性肌・混合肌の方は「ピュアビタミンC」や「水溶性ビタミンC誘導体」が配合されている美容液がおすすめです。ピュアビタミンCは、さっぱりとした使用感です。水溶性ビタミンC誘導体は、皮脂が原因で起こるニキビトラブルや?毛穴の開きなどの肌トラブルのケアをしてくれます。
サインが気になる方にはビタミンCにプラスして他の美容成分が配合されている美容液を選ぶことをおすすめします。
コラーゲン、セラミド、アスタキサンチンなどはエイジングケアに特化した成分ですので、注目してみてください。
(コラーゲン)コラーゲンやコラーゲンペプチドを含んだスキンケアアイテムには、美肌効果を高める他の成分やコラーゲン生成を促す成分などが一緒に含まれていることが多いです。
(セラミド) セラミドは、肌の水分を守って維持する役割を担っています。不足することで乾燥を引き起こし、小じわやくすみなどのエイジングサインが目立つようになります。
(アスタキサンチン) アスタキサンチンは抗酸化効果により、炎症を抑えることでコラーゲンの分解を防ぎます。また、それによりシワの形成を防ぎます。
スキンケアは毎日の必須なルーティン。煩わしく感じる日もありますよね。
「いい匂い」のアイテムを選ぶことで、小さな楽しみ習慣をつくることができます。
自分好みの香りの美容液を見つけてみてはいかがでしょうか。
自分にピッタリなビタミンC美容液を選んで、健やかな肌づくりを楽しみましょう!
【肌豆知識】よく聞く弱酸性って?? 人のヒフのpH
弱酸性とは、中性よりもわずかに酸性になっている状態のことです。健康な肌は皮脂膜と呼ばれるベールで覆われており、弱酸性に保たれています。この皮脂膜が正常であると、雑菌の繁殖などの刺激から守られます。弱酸性をpH(酸性・アルカリ性を示す数値)であらわすと4.5〜6くらいの状態です。
女性の平均部位別pH
顔:5.61 前腕:5.67 背:6.19 指:6.50
肌荒れが起きた際にpHが変化し、アルカリ性に傾きます。アルカリ性の肌は、外部からの刺激に敏感な状態です。ただし、健康な肌であれば本来持っている作用により、少しずつ弱酸性へと戻っていきます。